鍛造 河原崎貴

鉄を叩いて色々な物を作る。

例えばフライパン。

まずは本体作り。

鉄の板から、丸い形を切り出す。

切り出した板を火の中へ。

十分に熱が通り、

待ってました鍛造の本番。

左手に奴床、

右手に金槌。

丸くする為、叩く。

火にかけて、叩く。

何度も繰り返す。

次第に形が整った。

続いて持ち手を取り付ける。

使う人が持った時に熱くない様に、

持ち易い様に形を整える。

鍛造は

叩いて製品を作る作り方。

たくさん叩くと密度が高まり、

より強くなる。

めちゃくちゃかっこいいです河原崎さん。

紹介文を書いている川口淳平さんも気になります。

近くで展示会などあれば作品を見てみたい。

心から鉄が好きです。

毎日使っていたフライパンは3.65㎏ありました。

先日、ガス屋がうちに来て

コンロのチェックをしていた時

フライパンを動かそうと手にとった瞬間

「重っ!!!!」と声を大にして言いました。

中身が入っているのかと思ったのか

蓋を開け

「空なんかーい」と大笑いしていました。

大人の男性でも重たいと思うフライパン。

それでも、あの黒々とした鉄器は

毎日の料理に欠かせません。

ワタシは鉄が好きなんです。

たとえ重たくても。

でも、年齢と共に

重さはどんどん苦痛に変ります。

買い替えようかな、と検討中に

ドイツのTURK(ターク)が候補に上がりました。

でも、やっぱり重たい。

それに持ち手が長い。

調理器具は実物で確認しないとダメですね。

見た目のかっこ良さだけじゃもう選びません。

可愛い持ち手の鉄フライパンを知ったのは

先月のこと。

ちょっと見てみたいと思い

くらしのギャラリーへ電話してみると

在庫はありません、ということでしたが

現代民芸展に河原崎さんの商品が並びますよ。

と親切に教えてくれました。

大感謝。

そうしてやってきました。

左から中華鍋、フライパン、ミルクパン。

今まで使っていたサイズとあまり変わらないのに

重さはぐーーーーんと軽くなり

壁にも掛けられるようになりました。

何度もやってきたので慣らしは得意です。

生姜を炒め、アクを取り、油を馴染ませました。

まだ数回しか使っていないけど、もう余裕。

昨日はパリパリのジューシー餃子を焼きました。

テーブルにそのまま持って行くのも

食べ終わってシンクへ運ぶのも

腕をブンブンさせたいぐらい軽くって

なんなら雨の日の傘にも使えそうなほど

ずっと持っていられます。

あぁ本当に嬉しい。

桧山タミ先生の本の中で、鉄の中華鍋は万能です。

と書いてあったけど、

ちょうどいい大きさ、ちょうどいい深さ、

重過ぎず、薄すぎず、片手で持てる重さ。

理想が形になった河原崎貴さんの中華鍋は

ワタシにとっては本当の意味で万能でした。

これから長いお付き合いになりそうです。

そして新しくなった台所の光景。

以前より男前になりました。

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コメント

  1. ゆずび より:

    カニさんの文脈に、ふと小学生の頃に鋳物さんが打つ姿に見とれて寄り道をしていたことを思い出しました。

    ますます使い勝手が良くなったカニキッチン!! 良かったね。
    お誕生日を迎えた娘ちゃん、これから迎える仏様。
    身体も心もあったまりますな~***
    いろんな意味でおめでとう!!

    • カーニバル より:

      どんどん使いやすくなっているけど
      根本的なところは
      ゆずびさんの意見が大きく影響してるかも。
      家事がラクになる環境を考えたり作ったり
      こういうのしてる時が本当に楽しいわ。
      そして夫が非常に喜んで使っているのも嬉しい。

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